
納棺師としての技術や作法はまだまだ未熟ですが、
ご納棺の最中、故人様に語り掛けながらお世話させて頂いております。
丁寧にご葬家様のお気持ちに代わってお手伝い出来ればと思います。
人は死後、浄土に向けて巡礼の旅に出発すると言われています。
白い経帷子(きょうかたびら)を着せ、手甲(てっこう)や脚絆(きゃはん)、頭陀袋(ずたぶくろ)を添え身支度を行います。ご遺体はご葬家様が全員で支えながら仰向けにしてお棺の中に納めます。手は合掌させ数珠をかけます。衣装全体は白が基調。最近は故人が好きだったスーツ・着物を着せる場合もあります。
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納棺師の仕事は旅支度のお手伝い。きちんと髭剃り・お化粧・ドライシャンプーなどをおこない、故人を想うご葬家様の心を大切にします。 |
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女性の故人様に対しては、必ず女性の納棺師がメイクやシャンプー等のお世話をさせて頂きます。従来の白装束にとらわれず、お着物やお洋服など、ご葬家様の希望に添ったお着替えに対応致します。御納棺後、火葬の前日まで故人様のアフターケアに伺います。 |
「納棺の儀」とは、ご葬家様と故人様が向き合い、悲しみや悼み、感謝や後悔、祈り等様々な想いを感じ、現実を受け入れ見つめ合う、大切な「別れの儀式」です。
私たちは、ご葬家様の不安をやわらげ、心を癒し、故人様に【ありがとう】と伝える大切な「別れの時」をお手伝いさせて頂く儀式だと考えています。
私たちが、心で語り、気持ちを込めてお手伝いさせて頂く事で、ご葬家様と故人様の絆を繋いでいると信じて・・・。
納棺師としての技術や作法はまだまだ未熟ですが、
ご納棺の最中、故人様に語り掛けながらお世話させて頂いております。
丁寧にご葬家様のお気持ちに代わってお手伝い出来ればと思います。
大切な方をなくし悲しみや喪失感を感じているご家族、ご親戚、ご友人の方々が、少しでも安心していただけるよう、故人様が安らかなお姿で旅立つお手伝いをさせていただいております。
確かに納棺師は技術も必要とされますが、何よりも「こころ」を大切にしたいと私は考えています。形のないものではありますが、お気持ちを込めて尽力させていただきます。