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納棺の儀

納棺の儀

~納棺師・指先まで心をこめて~

人は死後、浄土に向けて巡礼の旅に出発すると言われています。
白い経帷子(きょうかたびら)を着せ、手甲(てっこう)や脚絆(きゃはん)、頭陀袋(ずたぶくろ)を添え身支度を行います。ご遺体はご葬家様が全員で支えながら仰向けにしてお棺の中に納めます。手は合掌させ数珠をかけます。衣装全体は白が基調。最近は故人が好きだったスーツ・着物を着せる場合もあります。

納棺の儀 納棺師の仕事は旅支度のお手伝い。きちんと髭剃り・お化粧・ドライシャンプーなどをおこない、故人を想うご葬家様の心を大切にします。
納棺の儀 女性の故人様に対しては、必ず女性の納棺師がメイクやシャンプー等のお世話をさせて頂きます。従来の白装束にとらわれず、お着物やお洋服など、ご葬家様の希望に添ったお着替えに対応致します。御納棺後、火葬の前日まで故人様のアフターケアに伺います。

ご葬家様との会話の時間

「納棺の儀」とは、ご葬家様と故人様が向き合い、悲しみや悼み、感謝や後悔、祈り等様々な想いを感じ、現実を受け入れ見つめ合う、大切な「別れの儀式」です。

私たちは、ご葬家様の不安をやわらげ、心を癒し、故人様に【ありがとう】と伝える大切な「別れの時」をお手伝いさせて頂く儀式だと考えています。

私たちが、心で語り、気持ちを込めてお手伝いさせて頂く事で、ご葬家様と故人様の絆を繋いでいると信じて・・・。

納棺師の想い

納棺師 田名部
納棺師 田名部

「納棺師」の職に就いた時、真面目さだけしか取り柄のない私にとって、納棺の技術や作法、立ち振る舞いは覚える事が多く、非常に大変だった記憶があります。

しかし、そこで覚えた技術や身に付けた作法こそが、「安心と信頼」を感じて頂ける部分だと信じ、今も日々研鑽を積んでおります。

皆様のご自宅に伺った際、ワンちゃんやネコちゃんのいるお宅では、私の動物大好きな性格から、笑みが止まらない事がございます。その時はご容赦頂けますと幸いです。

納棺師 髙林
納棺師 髙林

「笑っているみたい」「眠っているようだね」
私は、ご葬家様のこの言葉を聞くとほっとします。

少しでも元気な頃のお顔に近づけ、ご葬家様の心情がやわらぎ、そして、どんな亡くなり方であれ、最後は安らかなお顔で旅立って欲しい・・・。大切な御家族のお旅立ちを、まごころ込めてお手伝いさせて頂きます。